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【初心者向け】FXでポジポジ病を克服する7つの方法|無駄なエントリーを減らす考え方

FXでポジポジ病を克服する方法を解説するアイキャッチ。無駄なエントリーを減らし、ルールを守る重要性を表現したデザイン。

「もう1回だけ・・・」

その一回で利益を減らした経験はありませんか?

チャートを見てると、利益が出ているのになぜかまたエントリーしてしまう。その一回で、損失をさらに大きくした経験はありませんか?

私は何度もあります。利益が出ているのに、もう一回。取り返したくてもう一回。

気づけば、その日の利益はなくなり、最後はマイナス。「あそこでやめていれば。」何度そう後悔したか分かりません。

これは、意志が弱いからではありません。多くのトレーダーが経験する

いわゆる**『ポジポジ病』**です。

この記事では、私自身が何度も失敗してたどり着いた「ポジポジ病を克服する7つの方法」を紹介します。
無駄なエントリーを減らし、ルールどおりにトレードできるようになりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

LESSON03
STEP1 ポジポジ病とは、「待てない病気」

ポジポジ病とは、エントリーする理由があるから入るのではなく、ポジションを持っていないことが不安で入ってしまう状態です。

私も完全にポジポジ病にかかっていました。

チャートを開けば、「何かチャンスがあるはず。」そんな気持ちで画面を眺め続けます。
そして少しでも値段が動くと、「今しかない。」そう思ってエントリー。

根拠は後付けです。エントリーしたい気持ちを正当化するために、あとから理由を探していました。しかし、そんなトレードで勝ち続けられるほど、相場は甘くないです。

小さく勝っても、「もう1回。」
負けても、「取り返したい。」
またエントリー。

その繰り返しで、気づけば利益はなくなり、最後はマイナス。これが「ポジポジ病」です

ポジポジ病における負の連鎖の図解

シイFXラボでは「待つこともトレード」だと考えています。条件が揃うまで待つ。条件が揃わなければ入らない。

この考え方を身につけてから、無駄なエントリーは大きく減りました。

ポジポジ病を治す最初の一歩は、エントリーの技術を磨くことではありません。「待つこと」に価値があると考え方を変えることです。

ポジポジ病はなんとなく「ポチッと」エントリーしてしまう病である。

LESSON03
STEP2 人は「エントリーしたくなる」ようにできている

「どうして私は、こんなにエントリーしてしまうんだろう。」私も何度もそう思いました。

意志が弱いから。
我慢できないから。
そう自分を責めていました。

でも、調べていくうちに分かったことがあります。

ポジポジ病の病理解明①
ドーパミンは「報酬」ではなく「期待」を持った瞬間から溢れる。図解

人の脳は、利益を期待すると「もっと行動したくなる」ようにできている

例えば、チャートが動き始めると、「利益が取れるかもしれない。」と期待します。
すると脳ではドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。

ドーパミンは「幸せホルモン」と紹介されることもありますが、実際には「もっと欲しい」「もう一度やりたい」という意欲を高める働きがあります。

つまり、利益が出たからエントリーするのではありません。
利益を期待した瞬間から、脳は次のエントリーを求め始めるのです。

だから、利益が出たあとに「もう1回だけ。」と思ってしまう。

負けたあとも「次で取り返せる。」と思ってしまう。

これは意志が弱いからではありません。人間の脳が、本来そういう仕組みだからです。
だからシイFXラボでは、「我慢しよう。」とは考えません。

我慢には限界があります。だからこそ、利益目標を決める。損失上限を決める。ノートレードの日を作る。

ルールを先に決めて、感情より先に行動を決めておくのです。

ポジポジ病を克服する方法は、意志を強くすることではありません。

脳より先に、ルールを動かすこと。それが、私が何度も失敗してたどり着いた答えです。

ポジポジ病は脳のバグによって起こる。

LESSON03
STEP3 「取り返したい」が一番危ない

ポジポジ病が最も悪化する瞬間があります。

それは、負けた直後です。私も何度、この感情に負けたか分かりません!

「あと1回だけ。」「次で取り返せる。」そんな気持ちでエントリーを繰り返し、気づけば損失はさらに大きくなっていました。

なぜ、人は冷静な判断ができなくなるのでしょうか。

その理由の一つが、行動経済学の「プロスペクト理論」です。人は利益を得る喜びよりも、

損失を取り戻したい気持ちの方を強く感じることが知られています。

だから負けると、「このまま終われない。」「今やめたら負けを認めることになる。」そんな感情が生まれます。
しかし、その感情のままトレードを続けると、エントリーは雑になり、ロットは大きくなり、ルールも守れなくなります。

昔の私は、マイナスの日ほどチャートを見る時間が長くなっていました。

取り返したい。その気持ちしか見えていなかったからです。でも今は違います。

私は、負けた日に取り返そうとは考えません。その日の損失がルールの範囲内なら、それで終わりです。

相場は明日もあります。今日取り返さなくても、明日、ルールどおりにトレードすればいい。そう考えるようになってから、大きな負けは減りました。「取り返したい。」

その感情が出た瞬間こそ、一番トレードをやめるべきタイミングです。

FXトレード資金管理ルールに関する記事はこちら。

人間は損失に対し強く反応する(プロスペクト理論)。

LESSON03
STEP4 「今しかない」は、ほとんど勘違い

「今入らないと、もうチャンスは来ない。」

そう思って飛び乗りエントリーをした経験はありませんか?

私は何度もあります。チャートが大きく動く。ローソク足が一気に伸びる。

SNSでは、「爆益!」「100pips獲得!」そんな投稿が次々と流れてきます。すると、「自分だけ取り残されている。」そんな焦りが生まれます。

この心理を、FOMO(Fear of Missing Out)といいます。

日本語では、「取り残されることへの恐怖」です。

しかし、冷静に考えてみてください。FX市場は、今日だけ開いているわけではありません。

明日も。
来週も。
来月も。

チャンスは何度でもやってきます。それなのに、「今しかない。」と思ってしまうのは、感情が判断を支配しているからです。

私も、このFOMOに何度も負けました。急騰を見て飛び乗る。高値でつかむ。すぐ反転する。そして損切り。

何度も同じことを繰り返しました。でも今は、「見送る勇気」を大切にしています。

条件が揃わなければ、どれだけ相場が動いていても入りません。チャンスを逃したのではありません。自分のルールではなかっただけです。

本当に勝ち続けるトレーダーは、すべてのチャンスを取ろうとはしません。自分のチャンスだけを待っています。

LESSON03
STEP5 勝ってる人ほど、何もしない。

FXを始めた頃の私は、「トレード回数が多い人ほど勝っている。」
そう思っていました。

朝から晩までチャートを見て、エントリーを繰り返す。それが努力だと思っていたのです。

でも、実際は違いました。

私が出会った勝ち続けているトレーダーには、ある共通点がありました。「何もしない時間」が、とても長い。

チャートは見ている。でも、入らない。相場は動いている。でも、焦らない。条件が揃わなければ、何時間でも待ち続けます。

昔の私は、それを見て驚きました。「もっと積極的にトレードしないの?」そう思ったくらいです。

しかし、今なら分かります。勝てる人は、エントリーが上手いのではありません。待つことが上手いのです。

条件が揃わない日は、何もしない。その一回を見送ることで、余計な損失を防いでいます。つまり、利益を増やしているのではなく、損失を減らしている。だから資金が残る。だから勝ち続けられる。

待つのも仕事、ムダなトレードは禁止

LESSON03
STEP6 私はこうして、ポジポジ病を克服した。

ポジポジ病は、気合いや根性で治るものではありません。

私も何度も「今日は絶対に無駄なエントリーをしない。」そう決意しました。
でも、その決意は何度も負けました。

だから私は、自分を変えるのではなく、ルールを変えることにしました。

まず決めたのは、日利1〜1.5%で終了すること。目標に到達したら、それ以上は狙いません。

PCを閉じます。チャートも見ません。「もっと取れるかもしれない。」そう思った瞬間が、一番危険だからです。

次に、ボラティリティが小さい日は、無理にトレードをしないこと。チャンスがない日にエントリーしても、利益よりストレスの方が大きくなります。さらに、前日に大きく利益が出た翌日ほど、意識的に慎重になります。

「昨日勝てたから今日も勝てる。」そんな保証はどこにもありません。

私は毎日勝つことではなく、月のトータルで勝つことを目標にしています。

だから、今日はノートレードでもいい。今日は小さなマイナスでもいい。ルールを守れたなら、それは成功した一日です。ポジポジ病を克服したきっかけは、トレード技術ではありませんでした。

利益を追いかけることをやめて、ルールを追いかけるようになったこと。

それが、一番大きな変化でした。

トレードルールに関する記事はこちら

トレードルールを遵守することで、強制的にポジポジ病を封じ込めた。

LESSON03
STEP7 ポジポジ病を治す方法は、勝とうとしないこと。

ポジポジ病は、「もっと利益を出したい。」そんな気持ちから始まります。

「利益をもっと」は人間の自然な反応です。

でも実際には、その”もっと”が、ルールを壊し、利益を失い、資金を減らしてしまいます。

私も同じでした。だから今は、「もっと勝とう。」ではなく
「退場しない。」ことを一番大切にしています。

FXは、1回のトレードで人生が変わるゲームではありません。

毎日少しずつ。ルールを守りながら、資金を積み上げていくゲームです。

だから、チャンスを見送る日があってもいい。ノートレードの日があってもいい。

利益が少ない日があってもいい。大切なのは、明日も相場に立ち続けられること。

ポジポジ病を克服する方法は、特別な手法を覚えることではありません。

ルールを守り、待つことを覚えること。

その積み重ねが、退場しないトレーダーへの一番の近道だと、私は考えています。

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